注文住宅のダンドリ

注文住宅、まずは何から?
注文住宅完成までの流れを紹介します。

家づくりの進め方

まず初めに

家を建てたいけど、何から始めたら良いの?
と思う方は、まずはモデルハウスや完成見学会で実際に家を見てみましょう。
採光・採風・間取りやどんな使い方をしているかなど体感することができます。
また、イメージも膨らみやすくなります。
家の構造が気になる方には、構造見学会がお勧めです。
基礎、柱や梁、断熱材といった家の安全性や強度など、家の性能に関わってくる部分を見ることができます。
直接話を聞きたいという方は、個別相談などを利用してみるのも良いでしょう。
色々な家を見て回るには時間が必要になりますので、まずは資料を取り寄せて比較・検討してから見学といった進め方もあります。

プラン作成・見積り

プランの打合せは、営業担当者が行う場合や、設計担当者が行う場合など各社によって様々です。
プランを依頼する時には、まず希望の条件やプランの内容が上手く伝わるようにしましょう。
ハウスメーカーの場合、平面図が決まれば1週間程度で見積りが出てきます。
特別な要望がない限り、内外装や設備の仕様は標準仕様で見積りがされます。
工務店の場合、工事項目や数量を細かく表示する見積書を出している工務店と材料費と工賃、経費等を合わせた複合単価として一式表示する見積書を出している工務店の二つがあります。
いずれにしても、見積りに何が含まれていて何が含まれていないのか明確にして比較することが重要です。

請負契約・打ち合わせ

ほとんどのハウスメーカーでは、請負契約を結ぶ前に仮契約や申込みなどの書面を取り交わすことがほとんどで、この段階で一部の費用を支払うと請負契約書の作成に取り掛かります。
契約時は標準仕様で設定されていますので契約の価格は最低限の価格と考えておきましょう。
請負契約の内容は、その後に行われる詳細・仕様の打合せのベースとなってきます。
工務店では詳細・仕様の打合せの前、または後に契約する場合と2つあります。
後者の場合は、十分な打ち合わせを行った後に契約するため、契約後に大きく価格が変動することはありません。

着工・引渡し

着工の前には、更地になった土地で、工事の無事を祈る地鎮祭を行います。
地鎮祭の後、建物の土台となる基礎工事を行います。
基礎工事が完成すると、その上に家の骨組みをつくります。
この上棟の段階で、場合によっては工事に実際に関わる職人さん達との顔合わせと挨拶を兼ねた上棟式を施主が行なう場合もあります。
上棟が済むと、屋根、サッシ、電気・ガス工事、内装工事に入ります。
建物がほぼ完成すると、最終的な仕上がりや不具合を確認するために、施主検査に立ち会います。
施主検査で見つかった不具合の内容は、書面で残し、引渡し日までに補修工事が終了できるのか日にちを確定させます。
補修工事が完了すると引渡しとなり、最終代金を支払います。

ページのトップへ戻る