注文住宅のダンドリ

一戸建て注文住宅の基礎知識。
これだけは押さえておきたいキホン。

一戸建て注文住宅

注文住宅と建売の違い

新築の一戸建てを考える場合、注文住宅と建売どっちがいいの?と思ったことがあるかと思います。
注文住宅と建売にはそれぞれにメリット・デメリットがあります。
注文住宅は、好きな土地に、自分好みのデザインの家を建てられますが、希望の条件にあった土地をみつけることは簡単ではなく、土地探しと設計から何度も打合せをする時間と労力が必要になります。
また、工期にかかる期間も入れると、完成までに1年程、長ければ2年近くかかる場合もあります。
それに比べ建売住宅は、すでに土地付きで購入するので、土地探しの苦労がありません。
また、手続きさえ終わればすぐにでも住むことができ、安価な物件が多い傾向にあります。
しかし、間取りは決まってしまっているため、生活同線などよく検討することが必要です。

工務店とハウスメーカーの違い

工務店では、設計と施工を同じ業者が行ない、管理コストの安い小規模な会社が多いのでコストパフォーマンスの良い家が建てれます。
設計の自由度はありますが、工務店によってコストを抑えるために結果制約されることもあります。
ハウスメーカーでは、設計と施工が同じ施工一貫方式とハウスメーカーが元請けとなって、下請けの提携工務店が工事を行なう場合の二つがあります。
ハウスメーカでは、柱や壁など工場で規格化されているところから設計の自由度が低く、規格内でおさまる住宅はコストパフォーマンスが期待できますが、規格を外れるほどコストが上昇するのが特徴です。

構造や工法の種類

家の構造は、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の3つに分かれます。
さらに、木造では在来工法、2x4(ツーバイフォー)、鉄骨造ではプレハブ工法、鉄筋コンクリートではラーメン工法、壁式構造などがあります。
構造・工法は、耐久性や耐震性といった性能面だけでなく、デザインやプランの自由度、コスト、工期などについてもそれぞれ特徴があります。
また、路地幅が狭い旗ざお状敷地などでは、大きな部材や機材を使う建て方は、資材の搬入や作業に支障をきたす場合がありますので、対応力をよく確認しましょう。
また、希望の工法が決まれば、依頼先選びの目安にもなりますので、基本を知って自分に合ったものを選びましょう。

注文住宅を建てる前に

家づくりは、一生に一度の大きな買い物です。
まず注文住宅を建てる前には、どのように住みたいか、また、将来子どもの独立や親との同居など家族の出入りを予測し、家の大きさや間取り、資金計画を立てる必要があります。
その為には様々な情報を収集し検討していかなければなりません。
注文住宅の工事費用は施工面積に影響を受けるので、それぞれの部屋の希望を出してしまうと、大きな工事費用となってしまいます。
家の中でもっとも重視したいところと、そうでないところのメリハリをつける必要があります。
そして、建てる時の費用はもちろん、建てた後もメンテナンスや修理、税金などの費用がかかります。 家族で十分話し合って、予算とのバランスを確かめながら家づくりを進めましょう。

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